日本初の文化芸術領域のインキュベーションプログラム Renaissance Program 2020 (ルネサンス プログラム 2020)開始

日本初の文化芸術領域に特化したインキュベーションプログラム Renaissance Program 2020 (ルネサンスプログラム 2020)2020年10月31日、キックオフを開催しました。Renaissance Program 2020は、持続可能で発展的な文化芸術の未来を切り拓くためのイノベーター・挑戦者・起業家創出を目指すインキュベーションプログラムです。この激動の時代を「機」として捉え、事業という創造性で力強く文化芸術産業の未来を切り開く事業創造を目指します。100件を超える応募・問い合わせがあり、34名の採択者が決定。幅広い文化芸術領域から、ユニークな解決アイデアを持つチームが組成されました。本プログラムは、文化芸術領域のインキュベーション実現に向け、YHIAISM 及び SPEROの共催事業により運営されています。

Z世代による伝統工芸、パトロネージュ文化の復興、暗黒舞踏と歴史的建造物とメディアアート等、幅広いプロジェクトが採択

クラシック音楽やオペラのイノベーション、現代アート、若手美術家支援、美術の対話型鑑賞普及、アーティストスキルと企業活動のマッチング、地域文化に根ざしたアーティストとの融和の試み、Z世代による伝統工芸の国内外需要創出、着物文化の普及、暗黒舞踏と歴史的建造物とメディアアート、グローバルな社会派漫画や、パトロネージュ文化の復興…… 非常に幅広いテーマがプロジェクトとして進行しています。

「文化芸術従事者」「文化経営従事者」「事業開発従事者」の三位一体のチームで文化芸術領域の課題を解決する事業を創出する

芸術家や職人である文化芸術従事者、アートマネージャーやプロデューサーである芸術経営従事者、そして経営者や新規事業経験者の事業開発従事者の3領域のマッチングによりチームを組成し、2021年1月16日のデモデイに向けて、文化芸術産業に課題に対し解決する事業創出を目指します。

対象領域

音楽、美術、文学、写真、舞台・演劇、映画、漫画、アニメ、伝統芸能、伝統工芸、建築、ファッション、文学・出版、ほか、生活文化に関わる、あらゆる広義の文化芸術領域が対象。

得られるもの

実証フィールドの提供
事業開発の初期プロセスで重要なことは、事業ターゲットとなる顧客を理解し、彼等の課題を発見・特定すること。参加者の居住地や事業特性に合わせて、ステークホルダーへのヒアリングや実証を進めるためのフィールドを提供します。

伴走メンタリング
事業開発経験のあるメンターを1チームに1人配置します。週次のメンタリング、24時間以内のメッセージ返信による伴走支援を徹底。事業特性に応じた専門家(技術、法務、デザイン等)の紹介も行います

事業化支援
デモデイでは、投資家・事業会社などが審査員として参加。優秀なチームには更なる事業案の磨き込み、採用、資金調達、PR等の支援を行います。また専門家やメンター、参加者の繋がりを通したネットワークが拡がります。

最大100万円の資金
デモデイにて優秀なチームには最大100万円の事業化資金をサポートします。また、投資家や助成金の紹介、他の資金獲得のためのアドバイスなども積極的に行うことで、事業化を加速します。

YHIAISMの今後の取り組みと長期的な文化芸術産業への貢献

YHIAISMでは、文化芸術領域が抱える課題に対し、長期的な文化芸術産業の発展や経済、経営との融和に向け、本プログラムを皮切りに、文化芸術領域でのイノベーターとのエコシステム創出に貢献するべく

・文化芸術に特化したオープンイノベーションプラットフォームの運営
・文化芸術領域に特化したプロデュース・コンサルティング
・定期的な芸術文化領域のピッチイベントの運営
・文化芸術事業のカンファレンス・イベントの企画

等、多重的に施策を実施して参ります。

本プログラムや、YHIAISMの取り組みにご関心ございます場合は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。